第三実験場 きまポケ案内所

α版以前のソフトウェアやしょうもないジャンクデータなどを放り込んである第三実験場(別名ソフト墓場)から、Pocket PC関連のものを紹介しています。

MakePlayList Ver.0.02β

MakePlayList イメージ画像ちょっと前に512MBのCFを買って、WMAとかWMVとかMP3とかを入れてシリコンオーディオ・ビデオプレイヤーとして使っているのですが、Windows Media Playerのプレイリスト編集機能が壊滅的に使いにくいのは周知の事実でありまして。しばらくはローカルコンテンツすべてのシャッフル再生でごまかしていたのですが、やはりアルバム単位で再生とかしたいのですよ。

MakePlayList イメージ画像というわけで、PWZのマクロでその辺をどうにかしてみました。といっても本格的なプレイリストエディタを作る気はないので、ファイルを検索して自動生成するだけです。具体的な動作としては以下のような感じ。アーティストやアルバム(など)ごとに、フォルダで階層管理していることを前提としています。

  1. WMA/WMV/MP3を保管しているフォルダ群のトップを指定
  2. フォルダの中をどんどこ検索、サブフォルダも検索
  3. 対象ファイルがあったらフォルダ名でプレイリストを作って、トップのフォルダ(設定により別のフォルダも可能)に保存
  4. トップフォルダにあるファイルについては「お気に入り」という名前のプレイリストに保存

MakePlayList Ver.0.02βVer.0.02では、プレイリストにリピート、シャッフルの指定を埋め込む方法が分かったので、これを指定できるようにしました。ダイアログ上でチェックボックスをONにすると、それぞれの指定を生成するすべてのプレイリストに追加します。ただし、「アルバムはシャッフル無しでリピートでいいんだけど、お気に入りの曲を集めたフォルダはシャッフルで聞きたいんだよねー」という場合があるので、フォルダごとに個別設定ができるようになっています。

具体的には、個別設定を行ないたいフォルダにmpls.iniというテキストファイルを置き、中に「repeat-on」、「repeat-off」、「shuffle-on」、「shuffle-off」のいずれかを書けばそれぞれに応じた値がセットされます。矛盾する指定がされていた場合、offの方が有効です。onもoffも指定しなかったものに関しては、共通設定を引き継ぎます。大文字小文字、全角半角は同一視します。INIファイルのような書式などは一切ありません。単に、ファイル先頭から検索かけてるだけですので(笑)。だって、CEにはINI関係のAPI無いんだもの……。

まあ、そんな感じで。mpls.iniのサンプルも入れておきました。

MakePlayList.txcというのが本体ですが、いちいちPWZから実行するのもめんどうなのでTXEアプリケーションにしました。「/fMakePlayList」というオプションを付けたPWZのショートカットを作成することで、スタートメニューやランチャなどから実行できます。ただ、Pocket PCでは引数付きのショートカットを作成するのがめんどうなので(というか、標準では母艦からでさえも作れない)、その辺をうまいことするインストールマクロ(InstallMPL.txc)を付けました。ソースを両方マクロフォルダにコピーしたら、「ツール」-「マクロの実行」でInstallMPLと打ってOKすればあとはうまいこといきます。

よくよく考えたらエディタのマクロである必然性は全くないのですが、やっぱり文字列処理とか楽だし。

(初出:更新履歴 2002/02/24更新履歴 2003/01/25

コントロールパネルアプレット「PG設定」(PocketGear専用)

PocketGearのコントロールパネルそういうものです。Windowsフォルダあたりに放り込んでリセットするといい感じ。ただし、PocketGear以外で使うとまずいことになると思います。機種チェックなどという高等なものは仕込んでいませんのでご注意ください。

(初出:更新履歴 2002/04/15

GEOMETRIC SPACEプロデュース(って要はオフ会で霧島さんにネタを出してもらったのです)PWZマクロシリーズ第1弾(お約束ですが第2弾以降は存在するかどうかも含めて未定です)、コードネーム「pudding-da」ことシェルリンクプラグインの公開β版です。ちょっと使い方などが分かりにくいのでドキュメントの下書きを付けました。

ん、何か忘れているような気もするな。そうそう、どんなマクロか書いてませんね。ドキュメント(の下書き)から適当に抜粋。

概要

テキスト中に記述されたファイルのパスをもとに、そのファイルを開く(関連付け起動を行なう)機能を追加するプラグインマクロです。WZにはもともとタグジャンプの拡張として同様の動作を行なう機能がありますが、より直感的に、URLジャンプと同じような感覚で扱える物を目指して作成しました。

WZとPWZ両方に対応し、さらにWindows CE搭載デバイス(以下CE機)といわゆる母艦の両方でWZ/PWZを使っている場合に便利な機能を備えています。

特徴・おもな機能

要は、Pocket PC用の(じゃなくてもか)スケジューラなどが備えている、ファイルへのリンク機能をPWZでやりたいな、というノリです。WZ版は、もともとは母艦側で同期フォルダのファイルへのリンクを(Pocket PC上におけるパスに置換して)張りたいというプロデューサー側からの要望により作成しました。そのため機能的には同等ですが、心情的にはおまけです。

(初出:更新履歴 2002/04/29

Pocket PC 2002用テーマファイル「null.tsk」

Pocket PC 2002の改良点の一つ、Today画面の壁紙とウィンドウの配色をカスタマイズするテーマ機能ですが、Pocket PC 2002搭載機を買ったみなさんは楽しんでらっしゃるようですね。僕も試しに一つ作ってみました。よかったら持ってってね! null.tskです。こんな奴。

まっしろけ。スタートメニューもまっしろけ。

工夫したのは、Theme Generatorは画像を指定しないとデフォルトの画像が適用されてしまうので、1px×1px、色は白の画像を用意して指定した点かな。とか言う。

というかですね。壁紙のカスタマイズで遊べたりとか、そういうのはたいへん結構ですよ。何だかんだ言っても、6万もするPDAですから、100%実用のみに使うっていうよりは、趣味的な要素も期待されているでしょうから。でもでも、それをOFFにできないってのはやっぱり間違ってますよ。

(初出:更新履歴 2002/01/01

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