記憶更新履歴(2004年7月)

2004/07/30(Fri) なんか違うけどむしろ正しいかもしれない

「ケーキは別ギャラだから。」

それは「脆弱性」なのか?

セキュリティ調査(休止中)を受けたスラッシュドット ジャパンの記事を受けて書かれた記事ですね。ってこれを受けてまたスラドに記事ができているわけですが。

ただ、これは本当に脆弱性なのだろうか? と思います。書庫への相対パス(および絶対パス)によるファイル格納は仕様範囲内で、しかも基本的には(例外については後述)格納パスがユーザーに明示された上で展開されるものです。

……と思ったのだけれど、所詮アーカイバの1本も書いたことのない身、本当に上位に向かう相対パスまで仕様範囲内かなど、UNLHA32.DLLのドキュメントなどを読んでも確証がなかったので余計なことを書くのはよしとこ、と思いました(苦笑)。ま、どうせ私がこんな世界の果てに書かなくても、統合アーカイバプロジェクトのshoda T.さんがきっと黙っちゃ居ないだろうし……と思っていたそばからスラドにコメントが。私の場合は「多分そうだろうなあ」程度の理解だったことを周辺事情の裏付け付きでズバリ書いてくれました。胸のつかえが取れた……。

ただ補足するならば(スラドにもコメントしましたが)、仕様範囲内だから脆弱性ではない、ということは無いですね。仕様が脆弱性を内包している場合もありますので。

むしろ私が疑問に思うのはユーザーが指定した場所以外のフォルダへ、という部分です。ユーザーが指定したフォルダを基準に、相対パスでファイルを展開しているだけだと思いますが。

「どちらにせよ指定したフォルダそのものではない」というのならば、書庫内にサブフォルダがあった場合に、サブフォルダが作成されて展開されるのも脆弱性でしょうか? 下位なら通常の動作で上位なら脆弱性、などという区別は(少なくともプログラム上は)ありません。例えば、「書庫内のフォルダ構成を無視して展開する」オプションがあるアーカイバで、オプションONでもこの相対パス指定が効いてしまうようなら、それは脆弱性でしょうけれど。

そもそも、Explzhなどの一覧表示式アーカイバで書庫を開けば、相対パスでファイルが格納されていることは明らかに分かります。ユーザーはそれを確認した上で、展開操作を行ないます。一方、問題になりそうなのは、解凍レンジなどの「アイコンにドラッグだけで一発解凍」系ですが、これはあくまで、「書庫内を確認して解凍操作をする」という手順を省略しているに過ぎません。ユーザーはこのタイプのアーカイバを選択することで、自分の意志により内容確認の権利(というのは大げさかもしれませんが)を放棄していると言えます。この状態で意図しないディレクトリにファイルが展開されても、それは確認していないユーザーの責任です。

もちろん、上位に向けた相対パス指定というのが、真っ当でない使い方をされる可能性というのはかなり高いもので、何らかの警告などのサポートはあるに越したことはないとは思います。

OperaでSDI?

OperaについてSDIにできますか? でーきーまーすーかー?なんて駄々をこねたら(こねるな)、さがみさんから突っ込みを頂いてしまいました。

Opera,一応標準状態でSDIモードに設定可能です。タブも使えるんで所謂SDIとはかなり違うような気もしますが。

Opera 7の「SDIモード」はかなり名前負けしていますねえ。選択すると、別のウィンドウでのページ表示において、新規ブラウザが起動するようですが、ほとんどそれだけです。

MDIかどうかというのは、一つのウィンドウ内に複数の文書ウィンドウを表示できるインターフェースかどうか、ということですが(参考:e-Words)、Opera 7ではSDIモードでも、1つの子ウィンドウが最大化されているだけで、MDIであることに変わりはありません。MDIの特徴である「子ウィンドウの最小化、最大化、閉じるボタン」があるので普通にMDIとして使えてしまいます。また、「すべて最小化」、「並べて表示」などの子ウィンドウを操作するコマンドも生きたままです。Operaは「一つのタブ=一つのMDI子ウィンドウ」ですから、複数タブを開いた場合は子ウィンドウを並べて表示するようなこともできてしまいます。まあ、だからこそ「SDI」と言い切らずに「モード」なのでしょうけれども(苦笑)。

一方、Opera 6では、起動時にMDIとSDIを選択する方式で、「SDI」を選択した場合はそもそも「子ウィンドウの最小化、最大化、閉じるボタン」が表示されなくなり、「すべて最小化」、「並べて表示」などのコマンドの対象は別々に開かれた個々のSDIウィンドウとなっていました。要するに、(メモ帳などと同じ)完全なSDIです。この動作がとても嬉しくて乗換えかけたのに、Opera 7のβでは偽SDIになってしまったので大いに裏切られた気持ちになった覚えが……。

Opera 6/7の右上ボタン比較……って、何かややこしくなってきたな。話をシンプルにしましょう。この画像はOperaの6と7のウィンドウの右上を並べてキャプチャしたものですが(画像見られない方ごめんなさい)、左はOpera 6で、OKです。右がOpera 7で、不許可です。以上(笑)。

ちなみに、タブ式であるかとSDI/MDIはまた別の話ですね。例えばMozilla Firefoxはタブ式ですがSDIです。また、Opera 6のSDIモードもタブは使えます。タブバーを消して意識しないこともできるのはFirefox同様です。

雑多メモ

雲のむこう、約束の場所 公式サイトオープン
8月7日に予告編アップ予定。
アルケミスト、予約者にアクションフィギュアをプレゼント、DC「バルドフォースエグゼ」10月28日発売
新規に追加されるムービーは、ロマのフ比嘉氏が担当……ななんと。とはいえ、それだけのためにDC版買うほどじゃないや。いわんや追加CGをや。
@IT:佐川急便のユビキタスな事例
あ、業務用ではちゃっかり(?)FOMA+Blutoothの案件が……。しかも富士通ではなく松下。
エキサイト、MMORPG「Flyff Online」の正式サービスを8月18日より開始
キャラウィンドウのイラストと3Dキャラのギャップが詐欺チック。しかし反射的に「さようなら」を選択したくなるメッセージだな……。
エージーテック、空きPCを2ndディスプレイにする「MaxiVista」
普通にマルチディスプレイにしたいならそれなりのビデオカードでも買えばいいわけですが。私の場合、会社ではメインPCのディスプレイの横に持ち込んだThinkPadを置いているので、用途によってこれをサブPCとしても、サブディスプレイとしても使える、というのは魅力的かも。と言いつつ実際の使い道はあまりありませんが。会社PCとThinkPadで同じリソースにアクセスできるようになっているので(そもそもデータは全てThinkPadの中)、サブディスプレイにしなくてもサブPCとしてデータ開いちゃったほうが負荷も分散できるし……。

2004/07/24(Sat)

秋葉原で偶然

霧島さんとばったり。……くらいでは全然驚かなくなっている自分がちょっと可笑しい。

最多記録は元同僚のM君かなぁ。4回ほど。まあ、彼はほとんど毎日秋葉原に通って、22時に仕事が終わってもじゃんがらに寄って帰るような人だったからある意味必然なのですが。というか本当は5回なのですけど、メロンブックスのレジに並んでいるところを見かけたので、お互い気まずいことにならないよう声をかけずに立ち去ったのでした(笑)。

……とはいえ、もし私がそれっぽい店でそれっぽい物を抱えていても気にせず声をかけてください。今更ですから

ナンテ・ツイテナインダ君

会社で食べようと桃ゼリーを買ってきたけど終電ギリギリまで仕事で食べられず。駅で電車待ち中に食べようと持って帰ったらスプーンが付いていなくて食べられず。家で食べようと秋葉原戦利品を詰めたトートバックに入れて自転車に乗ったら、前輪に巻き込まれ破裂食べられず。買い直そうと思って通り道のセブンイレブンに寄ろうとしたら潰れていた。引き返して別のコンビニへ、べとべとな本を持ち込むわけにはいかないので自転車の籠に入れて店に入ったら自転車倒れて本散乱

……いや「ついてない」というか、単に自分の不注意の結果でしかないか。セブンイレブン以外は。

今更ですがΣブック

出たときも見たはずですが、先日三省堂でデモしていたのであらためて見てみました。コントラストが低いのが気になりましたが、それ以前に何か読んでいて落ち着かない。文字を読んでいても純粋に楽しめず、何故か急かされている気になってしまうのです。

……あ、この液晶、青焼きの色だ……!

とりあえず雑多メモ

ThinkGeek :: Star Wars Force FX Lightsabers
ハム音も再現されているらしい。やばい、むちゃくちゃ欲しい。どうしよう。Customer Action Shotもいいなぁ。タイトルが笑えます。愛すべき馬鹿共。
DeltaChrome S8 Proを搭載したビデオカードがアイ・オー・データから
このニュース読んで初めて気付いたのですが、ProじゃないDeltaChrome S8ってファンレスだったんですね。D4対応してるのか……って、TVのほうがD1までしか対応していませんが。でもS-VideoでもGeForceより綺麗かも? 
古いゲームがちゃんと表示されるか、東方妖々夢Extraの処理落ち率が0.5%を切るか、といった所が懸念事項ですが、試してみる価値はあるかも。
ってWindows 9x系非対応かあ。微妙。
横スクロール機能がついたワイヤレスマウス「ロジクール Cordless Click! Plus」レビュー
下スクロール時の感触は、最近のマイクロソフトマウスとは異なり、回転時に一定の抵抗感が感じられるタイプだ……素晴らしい。
巨大ヒートシンクの草分け「NCU-1000」が「NCU-2000」になって帰ってきた!
大きくなったのか。今がギリギリだから入らないかな? 今年の夏をファンレスで越せなかったら考えよう……。
Opera、ツールバーやメニューをIEそっくりにカスタマイズするツール
「Operaは地球上で最速のブラウザであるだけでなく、地球上で最もカスタマイズできるブラウザでもあるのだ」とコメント……ふうん。ところでSDIにできますか? でーきーまーすーかー?
Intel、ワイヤレスUSBを2005年に実用化へ
PC向けのPANはこれで決まりな気がする。さようならB(以下自粛)。FOMAも現世代からUSB機器になっているからこっちも期待できます。まだまだ先でしょうけど。
今度秋葉原にできるメイド喫茶JAMは金曜、土曜は翌朝5時まで営業予定
メイドはどーでもいいのですが(ほんとうだよ?)、旨い珈琲と紅茶が出るなら何かの折に役立つかも。旨くなければファミレスで善し。

2004/07/19(Mon)

Glass Code

先週末のVector新着より。

Glass Code

Glass Code レイディアントソードγ 発動カットイン

Glass Code レイディアントソードγ

マニュアルの謝辞にもあるように、と言うか見る人が見れば一発で分かりますが、RAY-KUDRYAVKA X(#200系)の影響が色濃いです。あれにはまっていた人ならはまるかも。私はそこそこはまっていたのでそこそこはまってます。……いや決してオーバーウェポンのカットイン目当てというわけではなく。……すみませんちょっとだけ。

ブレードとショットが同じボタンで(長押しでショット……のためショットの出番ほとんどなし)弾切れの概念がないので、操作は比較的易しめ(あくまで「操作は」ね……)。その分ロックオンと斬撃に専念できていい感じです(弾切れは弾切れで、緊張感があっていいんですけどね)。サターンパッドでも何とかボタンが足りるのがありがたい(笑)。唯一、ミス後の復帰前にやたら長い待ち時間があるのが気になりましたが。

そのほか最近のVector新着から

たとえ2カ月以上前のものでも、前回メモしたとき以降なら「最近」(詭弁)。

HTMLAssistant
IDEのコード補完風のHTML入力補完。エディタ非依存。「<」と打つと要素一覧の表示、候補はもちろん要素名を一文字打つごとに絞り込み。選択してEnterで入力、その後「>」を入れれば終了タグ自動補完。スペースを押すと要素に対応する属性一覧を表示、補完。
WZ+HTMLプラグインの補完(要素名を入力してCtrl+Enterで開始タグ化、もう一度Ctrl+Enterで終了タグ自動補完)とアプローチは異なりますが、これはこれで使えそう。選択範囲をタグで囲むことも可能。<ul>を入力したら<li>も補完、といったインテリジェントな補完機能はないのですぐにWZの代替にはなり得ませんが、エディタ非依存のHTML入力補完の可能性としては興味深い。
SP+メーカー
Windows XP/2000のSP適用済みインストールCD(のISOイメージ)をGUIで作成。
ディスカス
ドローツール。Microsoft Officeとの共用を意識しているらしく、Windows的に自然なUI。マルチレイヤー対応、UMLほか各種部品同梱、拡張メタファイルでのコピーに対応。これで1,980円なら、私の用途ならVisio買う必要なかったかも……。
EnTab
テンキー側のEnterキーをTabキーとして利用。ScrollLockキーにより機能のON/OFFが可能。
マルタイLZH
複数のフォルダやファイルをドロップし、それぞれのフォルダ、ファイルごとにLZHアーカイブを作成。Explzhの右ドロップメニューにも「ファイル個別に書庫化」という同等オプションがありますが、このツールの場合一度キューに登録してから実行するので、さまざまなディレクトリから処理対象を集めてまとめて実行できるのが利点かな。
マウスもキャプチャー
PrintScreen、Alt+PrintScreenによるキャプチャでマウスカーソルも入れてキャプチャ。実際はWindowsの機能を拡張しているのではなく、同じホットキーで割り込んで自前キャプチャしているのでしょう。本格的に操作中の画面をキャプチャする場合はタイマー付きのキャプチャツールなどを使いたいですが(Altを押すとメニューが閉じてしまうため)、ちょっとしたキャプチャならこれでお手軽に済ませられるかな。
Nlog2h
テキストファイルを読み込んで文字数カウント。Shift-JISならひらがな、漢字第一水準、漢字第二水準、カタカナ、英数記号を区別してカウント可能。3秒ごとに自動再集計。オマケ機能として茶筅を利用した日本語形態素解析の結果を分かりやすく表示。……オマケのほうがすごいような。
実用すくりぷとん xexcel
Excel形式、タブ区切り、CSVのデータファイルを元に、動的に表のHTMLを生成するCGI。
Traffic Viewer
日本道路交通情報センターの交通情報の画像を、地域をドロップダウンリストから選択するだけで簡単に閲覧。5月の旅行のときに欲しかったな……。サイトが入り組んでいるので情報画像まで到達するのに結構苦労した上に、結構大きな画像なのにフレームで場所を取られていて難儀した覚えが。
Venus7.0 Personal Edition
リモートコントロールソフト。Windows XPのリモートデスクトップやほかのリモートコントロールソフトに対するメリットは、リモート側もOSを選ばない、特殊キー入力用のツールバー装備、ドラッグ&ドロップで相互にファイルの受け渡し可能、リモートのサムネイル表示、リモート表示ウィンドウの自動スクロール、マウスをクリックしたときだけ表示を更新する省エネモード、モノクロ16階調表示などなど。複数のマシンを同時にコントロールできるProfessional Suiteもあり。
ezpaletteEmu
auの携帯電話をPCから操作。マクロも作成可能。

最近見かけた海外ソフト

SKTools

SKToolsの画面多機能な設定、クリーンアップ系ツール。PocketTweakなどにあるような、細かい動作を変えるレジストリいじりの機能はありませんが、それ以外はだいたい網羅しているのではないでしょうか。

一括クリーンアップ、ハードリセット(試していませんが)などの機能もあり。また、削除したレジストリ項目などは自動的にバックアップされ、後で復元もできるようです。それ以外に任意の項目を指定してレジストリ、データベース、ファイル、ActiveSyncパートナーシップ、SKTools自身の設定、システム全体のバックアップが可能。

買い物日記

ハードウェア

秋葉原のスーパーポテトで中古が800円。そういえば触ったことがなかったので試しに買ってみました。

表面積は標準サターンパッドとほぼ同じでちょっと薄いです。スーファミのパッドが好きな人だとこっちのほうがよいのかも。また、標準パッドとは逆にA〜CボタンよりX〜Zボタンのほうが少し大きく、ボタンがすべて平坦なので、6ボタン満遍なく使う対戦格闘ゲームには向いているのかもしれません。シューティング用となると、A、Bボタンが小さいため親指でAを押しながらBも半押し状態(命名:喰らいボムスタンバイ)ができなかったり、ボタンが凹んでいないので押しっぱなしの時に指が滑って少し辛かったりしますが、慣れの範囲かもしれません。

ATR-USB経由でのPC接続も問題ありませんでした。というかむしろPC接続しか試していませんが。

同人ソフト

ネタCDはネタCDなのですが、あからさまなミスマッチ系は「三薔薇様、ゴー!」くらいかも。ほかは「勝手にアツい主題歌」なんだけど、意外と違和感がなかったり。まあ、義体を操る乙女達 拳銃片手に大暴れの「IRON(GUNSLINGER GIRL)」も微妙に間違っている気がしますが。これは明確な元ネタがありそうなのですが(間奏の語りとか)分からないなあ。

だいたいジャケ買い。だって……ねぇ?(自己完結)

ライトノベル

1巻読み終わって次の日さくっと購入。

1巻はなかなか面白うございました。初っぱなからエロゲ系ヲタ丸出しのテキストで(ルビとか傍点とか、あとは日常会話にフラグとか属性とかフツーに入って来ちゃうアレ)駄目な人はもうその時点で駄目でしょうけど、私はもう慣れちゃったし。

前半ヘラヘラしているくせに後半やたら熱血くんで芝居がかった青臭い台詞を吐く主人公とかも定番ですな。……いや、結局好きなんですけどねそういうの(苦笑)。「学園アクションストーリー」だそうですが、どっちかというと言葉で殴り合い。敵も一本筋が通ってるから痛い痛い。何となく、もっとお気楽なノリを想像していて実際導入もそんな感じだったのですが、実は結構切なかったりするし。

話もベタと言えばベタですが……ある意味(以下ちょっぴりネタバレコメントアウト。ほかにもいくつか)。でも、先入観がひっくり返されるシーンが何度かあり、先が読めたのも読めなかったのも楽しめました。あとはラストでいい感じに騙されたのでそれだけでも大満足。

で。2巻。正直あのラストから続きを書くのは野暮じゃないかと思わないこともないのですが、何だかんだでこのキャラで話が続くのは嬉しかったり。ただ、最近のブギーポップみたいに、「物語」のための道具立てだったはずの「設定」を活かすために「物語」が作られる……なんてことにならなければいいのですけどね。主人公の能力がかなり抽象的なので、その辺細かく詰めていくといろいろと突っ込み所もあるのですが、気にしない方向で。

漫画

ひさびさ。今回はちょっとコメディ色が強いような……。「危うし オレ」がかなりヒット。……でも比較的リアルな世界観のイエスタデイでメタなネタ(「だいたいこのネタ季節はずれなんだよ」「もう連載ペースが不定期だからさあ」)はやってほしくなかったなぁ。結局これって、自分たちが虚構の存在であることをキャラクターが認めちゃってることになるのよね……と思い詰めないで軽く流すとこだろここは、と分かってはいるんですけどねえ。

吼えペンはどうしようかなあ。最近内輪っぽいネタが多くて燃えよペンほど燃えない。漫画喫茶フォローでいいかも。

雑多メモ

EB Pocket
EBStudioの作者さんがPocket PC用EPWING/電子ブックビューア開発中。期待してます。
XANADU Scenario III Project
なんてものがあったとは。クローンとかではなく完全新作。……勝手に(笑)。
窓の杜 - 【NEWS】日本IBM、Webページのアクセシビリティを調査できる「aDesigner」を無償公開
記事にあるEclipse Standard Widget Toolkitは最新バージョンでは埋め込まれているので別途インストールする必要はないようです。ISO-2022-JPだと音声読み上げ解析の結果表示は文字化けしますが、評価には影響しないかな?

2004/07/17(Sat)

鉄拳機甲マーズワース1話の「あの人の名は知りません。私をさらって、それで……」という台詞にものすごく既視感(既聴感?)を覚えてもう1カ月くらい悩んでいたりします。ぐぐっても出ないなあ。

FBL共通ライセンス改定

全く意味のない改定を2点ほど行なっています。うちのソフトのユーザーの方は、是非ご確認しないでください。時間の無駄です。

……もう全然ライセンスじゃない。いっそマーキュリー規約くらいはじけることができれば格好いいかもしれないのだけれど。

Mozilla Firefoxをやっと0.9に

Toolbar Enhancementsが新テーマに対応したのでやっとバージョンアップ。あれ、でもToolbar Enhancementsで追加されるボタンから、「文字サイズを標準に戻す」が無くなってる……。まあ、仕方ないか。

といったWindowsとの親和性の改善を期待していたのですが、全然変わっていませんね。URIショートカットをダブルクリックしたらエラーダイアログが出ますし。うちだけなのだろうか。どうやって直したかちゃんと覚えていませんでしたが、いろいろいじっているうちに何とか直りました。……と思ったらWZ EDITORのブラウザ起動が効かなくなったりWZ MAILからのURIクリックでブラウザが2枚起動したり、もう嫌。

そういえばタイトルにカタカナの「ソ」や漢字の「表」を含むページで、アドレスバーからデスクトップにドラッグ&ドロップでURIショートカットを作ると文字化けする(いまどき0x5C問題ですか)のも直ってないなあ。って、こんな所に書いていないで報告しろという話ですが。

バージョンアップのときは、一から環境再構築するようにしているので、とりあえず常用エクステンションのインストール。

XHTML Ruby Supportを有効にするとTab Killerが効かないような……。ちゃんと検証して再現できたら報告しなきゃ。

後は、せっかくなので他に便利なエクステンションが無いか探してみることに。日本でのMozillaエクステンションの情報だと、以前は「ここだけ見ておけばだいたいOK」という定番ライブラリが見つからなかったのですが、今回探してみたところCrohn Life拡張一覧がよくまとまっていますね。知らないものも結構ありました。というわけでここから辿って入れたもののメモ。リンク先はCrohn Life内のレビューです。

User Agent Switcher
UA環境変数切り替えはいくつかありますが、これが一番シンプルで設定も簡単で使いやすいと思います。あまり使う機会もないのですが、だからこそ「ツール」メニューのサブメニューという奥のほうにひっそりと追加されるのはありがたいです。ツールバーにドロップダウンリストを追加するタイプとかだと使用頻度の割に場所を多く取るのが悲しくて……。
Download Manager Tweak
ダウンロードマネージャにボタンを追加。ほとんどは元々コンテキストメニューから実行できる操作ですが、再ダウンロード機能も追加されます。ダウンロードマネージャをサイドバーに表示したり、ダウンロード完了通知を出さなくしたりといった設定も可能。
Bookmark Backup
終了時にブックマークをバックアップ。私の場合2台のマシンからブックマークファイルを参照しているため、イレギュラーな操作でブックマークファイルをロストすることがたまにあるのでありがたいです。
Clone Window
以下二つはBookmark Backupの作者さんのページで見付けたもの。これは新規ウィンドウを開く(Ctrl+N)ときに、Internet Explorerと同じように、現在の表示ページと履歴を引き継いでくれます。この方がよかったのでとてもありがたいです。
Show Failed URL
これも、Internet ExplorerからFirefoxに移行して不便になった所を改善してくれました。0.9からbrowser.xul.error_pages.enabledがデフォルトでtrueになって、アドレスが存在しない場合のエラーがダイアログからエラーページになったようですが、それでも、アドレスバーがXULのエラーページのもの(chrome://global/content/netError.xhtml〜URIエンコードされた元のページのURI)のため、ドメイン名を入れ間違えたときなどに「URIを一部修正して再読み込み」というのが非常にやりづらかったのです。このエクステンションを入れれば、エラーページ表示時のアドレスバーは元のURIになります。Firefoxを使い始めてからずっと求めていた動作なので非常にありがたい。これでFirefoxの不満はあらかた解決したかも……。

エクステンションの新着情報もあればなあ、と思っていたのですが、ここのトップのニュースはMozilla情報が充実しているのでチェックしようかな。

余談ですが、エクステンションって必ずユーザープロファイルへインストールされるようになったのですね。プログラムはFirefoxインストールフォルダ以下、設定はユーザープロファイル、というのが美しいとは思いますが、まあ気にしない方向で。

余談その2。ここでは一般に「拡張」と呼ばれるものを「エクステンション」と呼称しています。というのは、「(Mozillaを)拡張するもの」を「拡張」と呼ぶのは少し違和感があるのですよねえ。お尻に「するもの」に該当する部分が無くて、何か足りない感じが。「拡張ツール」とかだと月並みながらすっきりするのですが。

だめだめUI

AX300で録画した番組は、通常TV出力のあるゲーム用デスクトップPCで見ているのですが、録画予約などはメインマシンであるThinkPadからもできたほうが便利だな、と思い、ThinkPadにもAX300用のアプリを入れることにしました。録画予約だけできればよいので、インストールするのはSmartVision/PLAYERだけ。MPEG2編集用のツールは要らないし、PCへのコピーやフォーマット変換を行なうAX連携ツールも、そういった時間とCPUパワーのかかる作業はデスクトップで寝ている間に行なうのでThinkPad側には不要です。

というわけで付属CDの統合インストーラからインストール。

統合インストーラの画面(起動直後)

ここでちょっと確かめたいことがあったので、試しにSmartVision/PLAYERのチェックを外してみました。というのは、AX連携ツールはSmartVisio/PLAYERに依存している(SmartVision/PLAYERがインストールされていないと利用できない)ので、SmartVisio/PLAYERのチェックを外すとどうなるんだろう、ということで。

統合インストーラの画面(SmartVision/PLAYERのチェックOFF、連動でAX連携ツールのチェックOFF)

AX連携ツールのチェックも連動で外れました。さらにグレーアウトなどすると、依存関係により選択(インストール)できなくなったんだな、というのが分かってより良いかと思いますが、まあ十分でしょう。

遊びはこのくらいにして、SmartVision/PLAYERに再チェック。ここでAX連携ツールも連動してチェックされました(思えばこれが伏線だった)。Ulead DVD MovieWriterのチェックを外して、AX連携ツールのチェックも外して……って、え?

統合インストーラの画面(AX連携ツールのチェックOFF、連動でSmartVision/PLAYERのチェックOFF)

SmartVision/PLAYERのチェックが連動して外れました。

ここでAX連携ツールのチェックをONにすると、SmartVision/PLAYERのチェックもONになりました。

AX連携ツールはSmartVision/PLAYERに依存していますが、逆はありません。また利用シーン的にも、AX連携ツールはAX300の番組を試聴するクライアントの全てに入れる必要のあるものではありません。

でもインストールは完全連動。

……あほか。

というか完全連動なら「SmartVision/PLAYER+AX連携ツール」というチェック一つでいいじゃん。いやよくないですが。

とりあえずAX連携ツールのチェックをONにしたままインストールを初めて、AX連携ツールのインストーラでキャンセルしたら事なきを得ました。いやそもそも統合インストーラを使わず個別のフォルダのセットアップファイルを叩けばよかったのでしょうけど。

……このインストーラを作った人、まさか「ユーザビリティの墓場」121ware.comから異動してきたとかじゃないだろうなあ……。

サンリオ文庫ってサンリオが出していたんじゃなかったのか(おい)

ここ(更新履歴)の突発応援バナーの中では長続きしている(単に次のネタがないだけとも言う)ロケットの夏コンシューマ化支援バナーですが、半年ぶりくらいにサイトを覗いてみたらリニューアルしていました。ついでに掲示板も軽く覗いてみたら、シナリオライターがインタビューで影響を受けたと語っていたサンリオ文庫の「ハローサマー、グッドバイ」を読んだ、なんて話が。私も読んでみようかなあ、と思ったのですが当然サンリオ文庫なんて絶版、中古屋を検索してみたら……文庫8,000円ってどういうプレミアですか。いやそのまま勢いで特攻かけてもよかったのですが、どちらにせよ売り切れ。

もう少し調べようとうろうろしているうちに、復刊ドットコムでリクエストされているのを見付けました。というわけでさくっと1票。

ロケットの夏効果かなぁ、なんて馬鹿なことを一瞬考えたのですが、さすがにそれはないですね。他のコメントを読むと、琉伽といた夏という漫画の影響が大きいようで……。「新世紀ジュヴナイルSF」ですか。こちらも気になります。

余談。あ、ロケットの夏に触れたコメントもあった……と思った次の瞬間ツッコミ回路がフル作動。

ハインラインの火星年代記をテーマにしたゲーム“ロケットの夏”でエンディングテーマのタイトルとなるなど、

ダウト、ダウト、ダウト! くぅ、他人のコメントは書き換えられんのか……(そりゃそうだ)。

テーマってのも違いますけどね。あくまでモチーフの一つ。

2004/07/16(Fri)

さくらインターネット新サービスについて(承前)

FAQのページ(一時的なものだったようでサービス開始後消えています。のでリンク先はGoogleのキャッシュです)ができたりサービス開始したりして、だいたい情報が出そろいましたか。

以下、主にさくらのレンタルサーバについて気になっていた点をつらつらと。

Perlのバージョン

独自でCGIを作成したり、インストールしてご利用いただけるよう、各種プログラム言語をご用意しています。ご利用になれる言語は、 Perl ( 5 / 5.8 )、Ruby 、Python です。

あ、ついにPerlが5.8に。これからPerlでCGIスクリプトを書くのに、日本語文字コードで悩みたくないなあ、と思っていたので、5.8以降を是非使いたかったのでした。これはポイント高し。

メーリングリストの転送量制限

すぐに使い道はなかったのですが、一応気になっていました。ある程度本格的に使うならやっぱり専用のサービスを勧められるのかな。……と思ったのですが、スタンダードで1時間に1,000通まで、プレミアムで1時間に3,000通までか。普通に使う分にはまず問題ないですね。SPAM配信防止くらいの意味合いなのかも。

バーチャルドメインの利点

バックボーン

新サービスのページにも日本最大級となる37Gbps大容量・高速バックボーンとありますが、FAQにはより細かく「さくらのレンタルサーバーからはどう接続するか」が書いてあります。それによると 全てのサーバの接続を100Mbpsとし、上位に関しては1Gbpsを複数本にてバックボーンへ接続、とのことなのでこの辺でけちっているわけではないようです。

CGIの実行制限

現行のさくらウェブ・バーチャルドメインにて施しておりました、一律のメモリ制限とCPU使用時間制限は今回廃止とさせていただきましたので、MovableTypeのmt.cgiといった負荷の高いCGIであっても実行中の強制終了は無くなると考えております。但し、著しい負荷上昇があった場合には、制限をかけさせていただきます。

とあるので、むしろ既存サービスより新サービスのほうが改善されていると受け取ることもできます。

ただし、

以前のサービスに比べましても、平均的な利用(掲示板やアンケート・blog等)であればライトプランであっても改善するものと考えておりますが、著しい負荷のサイト(箱庭やアイドル系サイトなどの逆リンクCGIなど)の場合には、該当するお客様のみ、実行速度が低下する場合も考えられます。そういった場合はプレミアムプランや、現バーチャルドメインのご利用をお勧めします。

ということで、恒常的に負荷が高いCGIを利用する場合は、バーチャルドメインのほうが制限を受けない、ということなのでしょうか。とはいえ具体的な指針がないので何とも言えません。CGIの実行速度についてはさまざまな要因によってかわりますので、一律なご返答はできませんということですし……。

新サービスはメモリ制限とCPU使用時間制限を取り払った分、全体的には重くなっちゃうかもね、ということなのかも。

サーバー共有人数

FAQによると、基本的には非公開だそうですが、目安が示されています。それによると、

となっています。サーバーのスペックも上がっていますから一概に何とも言えませんが、ライトプランはさすがに多いですね。さくらウェブのライトですら、約200ユーザーですから。

なお、バーチャルドメイン・パーソナルの私の入っているサーバーの/homeを覗いたところ、約120ユーザーでした。スタンダードプランはバーチャルドメイン・パーソナルと同等と考えてよいかもしれません。……となるとここでも、スタンダード以降は差別化要因となり得ません。

まとめると

明確なスペックとしての利点は、全くありませんね……。

さくらウェブは収束していくようですが、バーチャルドメインは今後も申し込みができるので、何らかの差はあるはずなのですが。信頼性が違うのかも……といっても具体的にどう違うのか分かりませんし、少なくとも個人ユーザーなら関係ないレベルかも。

そのほか各種仕様

バーチャルドメインで私が使っていた機能は一通り継がれる模様。

でもって結論

バーチャルドメインに留まる理由は全くないような気がします。

ただ、これだけ人気の出そうなサービスだと、ある程度人が増えてきてから試してみた方がよさそう。キャンペーンは年末までやっているので、しばらくは様子見かな。

それにしても、「さくらのレンタルサーバ」は容量が多すぎるのではないか?という疑問が出るあたりは、さすがさくらだなあと思いました。1GBとなるとほとんどのユーザーにとってはとても使い切れない容量なわけですが、ごく一部、これを利用して画像掲示板などを運営するユーザーが居れば、同一サーバーの別ユーザーにも影響は大きいですからね……。今となっては、ホスティングの中では激安というほどでもないさくら(今までならバーチャルドメイン)を選ぶユーザーというのは、それなりに帯域や信頼性を重視してサービスを選んだと考えられるわけで、大きいことはいいことだ、なんて単純に楽観していられないのは確かです。

さくらのメールボックスについて

さくらのレンタルサーバーからメール機能だけを抜き出したような仕様のようですね。となると、既存のさくらポストのhogehoge@xx.sakura.ne.jpなアドレスは引き付けないかな。

というか今更気付きましたが、finalbetaドメインで親用のアドレス作れば追加投資はいらないのか。嫌ですが。って、標準で付いてくるさくらのサブドメインのほうで運用すればいいのか。

後はうちの親に「メールアドレスの変更を漏れなく通知する」というタスクがこなせるかが問題ですが(苦笑)。めんどくさいから今のままにして、とか言われそうだ。

余談:sakura.ne.jp以外に選べる標準ドメインについて

mokuren.ne.jpなんてカッコイイのがあって、でもなでさくらインターネットがこんなものを? とか思ったのですが、

木星連合ではなくて花の木蓮でしたか(笑)。

余談:専用サーバの名前

さくらインターネットの提供する「専用サーバ」と「さくらの専用サーバ」が別物ってのはどうかと。

早速混乱しているし。

雑多メモ

「同人屋にあるナカミチ製CD試聴機のヘッドホンは普通のもののことも多い」もダウト
すみません、適当なこと書いてました。よくよく見るとちゃんとヘッドホンもナカミチですね。やはりあの音はヘッドホンも揃いではないと出ないのか……っ!
アニメ店長バトルライブ アニメイト版は17日発売
てっきり夏コミ新作かと思ったら……アニメイト版だけ先行かな?
Googleツールバーに「日本語ナビ」機能追加
一瞬、まさかJWordと提携したんじゃないかと愕然としましたが(苦笑)。
ライブドア、PCをゲーム向きに最適化する「Game turbo」を7月23日より発売
ゲームにおいて余計なサービスのON/OFFがワンクリックで、というのはいいかも。個々のサービスや常駐プロセスについて個別に設定できるのかな? それができないなら要らないけど。
ロジクール、チルトホイール付ワイヤレスマウス
ロジクールよ、お前もか!……と思ったけど、MSのチルトホイールマウスにおいて私が忌避するのはあくまで無段階スクロールなので(苦手とか好みという問題ではなく、無段階ではこなせない作業がある)、通常のスクロールでチルトなら使ってみてもいいのかも。
ソリッド、ノートPCに取り付けられるUSBスピーカー
VAIO type U用……にはちょっと大きいか?
Microsoft、Media Center Editionを自作市場向けに提供開始
自作パーツの組み合わせでまともに使える録画PCが作れるんだろうか? 普通に考えたら無理っぽいですが……。
ITmediaニュース:IEの市場シェアに下降傾向――相次ぐ脆弱性が原因か
「MozillaはOSから完全に独立しているため、このブラウザが完全に乗っ取られ、破壊されても、ディスクに保管してあるデータをすべて壊されることはないと分かっている」――これはダウト。Mozillaが迂闊にローカルファイルにアクセスしないのはOSから完全に独立しているからではなく、単にそうなるよう慎重に設計されているからでしょう。完全に乗っ取られたら(ほかのアプリケーションがそうであるように)ローカルファイルに対してだろうが何でもできるはず。だいたいOS上で動作しているアプリが「OSから完全に独立」って一体何だ。100歩譲って仮想マシンならそういう言い方はありかもしれませんが。
Amagle: Amazon.co.jp Search Engine
直接Amazonで検索するより結果が整理されていて分かりやすいですね。SearchDDw+で対応しよう。ってSearchDDw+って何でしたっけ(おい)。

2004/07/11(Sun)

雑多メモ

「サターンパッドは秋葉原ならスーパーポテトで山積み」はダウト
すみません、今日行ったら全然ありませんでした。ホリパッドSSが一つあっただけ。開店直後はSS、PSパッドだけで一つのワゴンになっていたのですが。
秋葉原のクラブセガでMELTY BLOOD. Act Cadenzaのロケテスト
一応見てきましたけど、元をまだやっていないので違いも何も分かりません(苦笑)。しかしどうなんでしょうねえ。私は二次創作対戦格闘というのはあくまで「あのゲームのキャラを動かせる」というのを楽しむ一種のファンアイテムだと思います。一次創作物が(通常の手段で)手に入らない状態で、それも「同人ソフトに興味がある人」以外の目に付く場所に出す物じゃないような。同人ソフトの二次創作だけ商業化、というのも筋が通らない気がしますし。……とはいえ雑記を読む限り渡辺製作所もノリノリって訳ではなさそうで、もう微妙としか言いようがなく。
じゃんぱら5号店で「未使用品」SDメモリカード 512MBが1.2万円
例によってメーカー不詳ですが。
EPWING→システムソフト電子辞典変換ユーティリティ - enssed
Buckingham EB Playerが配布中止(というかサイト消失?)になってしまいましたので、変換してシステムソフト電子辞典POCKETのビューアを利用するというのは一つの手ですね。ちょっと登録が面倒ですが……。またWindows上でも、システムソフト電子辞典を中心に使って、どうしても足りない物だけEPWINGや「EPWINGに変換できる独自形式の辞典」で補う、というふうに使えそうです。システムソフト電子辞典のビューアでも一応EPWING V2まで扱えますが、串刺し検索ができない、そもそもHDDにデータを置けないなどの制限がありますし。……とはいえ私なら素直にdessed使ってEPWINGで運用しますが。正直、いつも以上にニッチなソフトだとは思います。

2004/07/10(Sat)

さくらインターネット新サービスについて

新サービス関連を簡単にまとめ。

約款変更

15日から適用される新約款についてのお知らせが来ました。

さくらのメールボックスサービス、さくらのレンタルサーバサービス、さくらの専用サーバサービスに関する条項が追加。というわけで、既存のさくらポストさくらウェブバーチャルドメインとは別の新規サービスであることが確定しました。

さくらのレンタルサーバは、バーチャルドメインよりぱっと見の仕様は上で、価格は最低プラン同士、年間一括払いでの比較で10分の1以下になるわけですが、どの辺で差別化されるのかは気になるところです。

さくらのメールボックスはさくらポストと同額でメールボックス容量が20倍、アドレス数無制限、スパムフィルタ、ウェブメール、メーリングリスト機能付き。ただし、リリースには載っていませんでしたが、ユーザー向けの乗り換えキャンペーンの案内(後述)によると、メーリングリストには転送量制限があるようです。

乗換えキャンペーン

こちらはリリースは出ていませんが、ユーザー向けに「乗換え優遇キャンペーン」が実施されるとのこと。さくらウェブ、バーチャルドメインからさくらのレンタルサーバへの移行がキャンペーン対象です。

で、内容は……状況によりずいぶん差が出るなあ。

年間一括契約で、利用期限の前々月20日までに申し込み
現在利用中のサービスの利用期限まで、新サービスを無料で利用可能……って、新サービスのほうがずっと安いのだから、全然うれしくないような。さくらウェブのライトとパーソナルから、さくらのレンタルサーバのプレミアムに移行するとき以外は損です。普通に既存サービスを解約して返金してもらったほうがまし。
利用期限までは旧サービスのページも残しておけるということかもしれませんが、バーチャルドメインなら普通ドメインも移行するだろうし。さくらウェブからの乗り換えの場合でも、1年間さくらウェブ側のページも残るとのことなので、URI変更の告知期間としては十分でしょう。
年間一括契約利用期限の前々月20日以降の申し込み、あるいは月払い
新サービスが1カ月間無料。普通にお得ですが、何しろ料金が安いのであまりありがたみはなかったりはします。

さて、自分の場合どうなんだろう……と思ったら、うわ、ちょうど今月まででした。15日にサービスの詳細が分かってから、半月で決断せねば。というか次年度の料金は12日に引き落とされちゃうのですが、月末までに移行したら払いすぎた分は戻ってくるのかしら。

なお、さくらポストからさくらのメールボックスへの乗換えについてはとくにキャンペーンなどはないようです。

まだ分からないこと

これらの案内が来る前にサポートにいくつか質問をしていたのですが、その返事も来ました。でも結局、15日のサービス開始まではリリースにあること以上は公表できない、とのことでした。移行キャンペーンの告知で分かったことも多いですが、

といったあたりは謎のまま。15日を待つしかないですね。

個人的には差別化の一環として、シェルは使えないのではないかと予想していますが。Web上からのコントロール機能が高機能なのはその伏線ではないかと。それなら移行するかどうか悩まなくて楽なんですけどね。

現在親用にさくらポストを契約しているメールの方は単純で、アドレスが移行できるなら乗換え、できなければそのまま。メールボックス容量は現在の10MBでも十分ですが、スパムフィルタは使えるなら使いたいですし。

Lethal Application

ふぁ〜すとふ〜ど4号店で体験版を試してみたLethal Applicationについて、かぐらさんからフォームで突っ込みをいただきました。ってもう半月前のネタですみません(苦笑)。

Lethal Applicationの説明「銃の反動で空をとぶ」を見た瞬間、大昔のゲームのアストロロボ・ササ (アスキー)を思い出したのは私だけでしょうか…

残念、私は知りませんでした。が、

アストロロボSASAとか言ってみる。

雑記帳(2004-07-05)

というわけで、私だけではなかったようです(笑)。そういやここのサークルさんのゲームは元ネタがあったりなかったりですが、今回はありでしたか。

ちなみに私はストーリーに惚れてしまったので買いです。設定的にはRAY-KUDRYAVKA(Xの#200以前)にも似ていますが、あまり悲壮感がないのはヒロインの飄々とした物言い(ってモノローグですが)によるものかも。会話デモとかはなさそうですが、必ずしも無ければストーリーを感じられないわけではありませんしね。

体験版は何とかボスまで行きましたが、なかなか手強い。でもうまく動かせるようになると楽しいですな。この辺もちょっとクドリャフカ。もちろん、ゲーム性は全然別物ですが。

復刻版セガサターンパッドについて

先日書いた復刻版セガサターンパッドについて、他所の情報とかちょっとフォロー。

分解写真が多数あります。完全に全パーツばらしていますので、十字キーの留め具(正式な名前は何かあるのかしら)について、私の写真より分かりやすいと思います。やはり方向キーの部品は別物ですね。

オリジナル版からの部品載せ替えもされたようです。なお、LRボタンのみは基盤側のスイッチの違いを吸収するためゴムのブロックが付いているので、そのままでは流用できません。これについてこちらのページではLRボタンにゴムのブロックを移植すればとさらっと流されていますが、実際にはボタンの形自体が違いますので少し工夫が必要です。復刻版のLRボタンには、ゴムをはめ込めるようにボタン側に窪みがありますが、オリジナルにはありませんので、ゴムを適当な厚さにカットするなどの対応が必要になると思います。これに関しては、復刻版のゴムを加工するのではなく、消しゴムを切って貼るという対応をした方がいらっしゃるようです。

個人的には、どうせニコイチにするなら第三科学研究所USB化基板をお勧めしますが。LRボタンに細工する必要がありませんし、送料込みでもこちらの方も安いですしね。レスポンスなどに問題がないのも実証済みです。あるいは秋葉原に行けるなら、レンタルショーケースで完成品を買うのが一番お手軽で確実かと。また、ニコイチの元になり得るサターンパッドも、秋葉原ならスーパーポテトで山積みです。

ところで,ぷよに押されがちではあるが,サターンパッドも地味に重要な製品。セガだけあって,オリジナルの"完全再現"となっている。実はL・Rボタンのスイッチだけは違うらしく(すでにパーツがないらしいのだ),パーフェクトに同じ"感触"が出せないといって開発陣が悩んでいたというのは裏の話。あの名作パッドがUSBで素直に使えるなんて,ファンには嬉しい限りだ。

4Gamer.net: 2004/04/24 00:10:00 / シリーズ最新作「ぷよぷよフィーバー Mac版」発売決定

発表時点での記事だから仕方ないですが、結果的には感触が違うのはLRボタンのスイッチだけではありませんでした。明らかに材質が別なので、開発側が分かっていないはずはないのですけどね。ちょっと問い合わせてみようかしら。

「サターンパッド」でぐぐっていろいろ見ていたら、先日の記事のURIが晒されていてびびりました(笑)。別の掲示板では全文転載されていたなあ。気にしませんが。

サターンパッドは方向キーの中身羽根が命なのに固い樹脂にしちまったのかぁ

私自身はただのサターンパッド好きなので、これまで内部構造などについて意識したことはありませんでしたが、やはりあの羽根がキモだったのですね。

サターンはボタン配置の良さと、格ゲーに適した十字キーが良かったのに。

あの滑らかな十字キーの感触こそサターンパッドのキモなのにな。

やはり、十字キーはサターンパッドの評価が(とくに対戦格闘ゲームユーザーの間で)高い理由ですから、気になるところですよね。

ただ、復刻版でもそこら辺のPC用パッドよりは遙かによいものですし、人によって許容範囲も違うと思います。私が客観的事実として言えるのは「使われている部品が違う」ということだけです。全国のMacintosh取扱店で販売されるようですが、なるべく実機デモができる店が増えればいいですね。

そうそう、書き忘れが一つ。オリジナルの十字キーは表面がラバーっぽい仕上げで滑りにくいのですが、復刻版は一見同じような塗装ですが少し滑りやすいです。

Axim X3 ROMアップデート

一月前のネタの書き忘れなので、今更ですが。

「ROMアップデート」も「システムアップデート」も、フラッシュROMの書き換えではなく通常のアプリケーションインストール型です。途中で間違えて「すべてはい」を押したのでアップデートされたファイルの記録はできませんでしたが、一番多かったのはBMPファイルのような。いくつか画像を開いてみたら、無線LANの設定画面らしきものが。 DellワイヤレスLANユーティリティのユーザーインターフェースとヘルプファイルを、各言語更新しました、という更新の分かな。って無線LANの無いモデルでも入ってしまうのか。嫌だなあ……。

ほかの修正内容も、使っていない機能、周辺機器に関するものや、こちらでは再現しない(少なくとも気にならない)ものばかり。両方インストールするとメモリを約0.65MB使用するようです。メモリが32MB無いのでけっこうこのサイズは大きい。うーん、アンインストールしちゃってもいいかも。

1,600×1,200ドット(いわゆるUXGA)液晶が欲しい

ゲーム用のPCで液晶を使う気はありませんが、会社で仕事用に広い画面が欲しい今日この頃。WordとExcelとテキストエディタを並べて開く機会が多いし、MacのDTPでは広ければ広いほど便利ですし。と言っても19インチCRTから買い換えなければならない(と会社に説得できる)積極的な理由があるわけでもないので、私物持ち込みということになりますが。

というわけで、なるべく安く……と目を付けたのはやっぱりDELLなわけで。秋葉原のリアルサイトでUltraSharp 2001FPを見てきました。画質なんてどうせCRTじゃない時点で一緒だろ、とか思っていたのですが……う、これはさすがに厳しい。別に写真や絵を扱うわけではないので色再現性とかはどうでもよいのですが、ただWindowsでメモ帳を開いたときに、背景の白がざらついて見えるのは悲しくなります。

というわけでほかの物も調べ始めたのですが、そこで初めて、DVI入力を2系統持っているディスプレイが意外と少ないことに気付きました。何となく、いまどきDVI 2系統なんて当たり前なんだろうな、と思っていたのですが。アップルのシネマディスプレイに至ってはそもそも入力が1系統しかなかったのか。検討対象外ですな。

液晶データベース LCD-fetish!などを参考に2系統DVIで絞り込むと、飯山のProLite H540Sがよさそう。21.3インチでスピーカー、USBハブ付き。パネルは4万円ほど高い三菱のRDT211Hと同じだそうで、価格.comの掲示板でも悪い評判はなさそう。DOS/V magazineの比較記事でもTester's Choiceを受けていますし。

もう一度見に行って、問題なさそうなら買っちゃおうかなあ……って、確かに同クラスの他社製品よりは比較的安いですが、絶対的に高いことには変わりないわけで。ドット欠け保証があるTSUKUMOだと価格.com最安値より3万円近く高いのも悩みどころ。

あるいは、同じく飯山のProLite H510なら、20.1型だけどDVIが2系統で3万円ほど安い。こっちでもいいのかなあ。

おまけ。世の中には22.2インチ、3,840×2,400なんていうすごい液晶もあったのか……。もちろん業務用なのでしょうが。アウトレットショップだと税込み30万と、思ったほど高くはないですね。最初は桁が一つ違うかと思いました。

雑多メモ

元祖タワー型CPUクーラー「NCU-1000」の後継モデル「NCU-2000」が来週発売予定!
何が変わったんだろう。大きくなっただけ?
アイ・オー・データの直販サイトでバルクSD 1GBが2.4万円
無保証のバルクというのが怖いですが。直販サイトって恐らくファクトリストアのことですね。

2004/07/08(Thu)

サーバーメンテナンス予告

大家から連絡がありまして、サーバメンテナンスのため7月15日のAM6:00〜AM6:00の時間帯において、1時間程度サービスが停止するとのことです。

前回、直前になったらまた告知する、なんて言っておいて結局忘れましたので、今回はこれっきりです(おい)。

買い物日記 漫画(買いすぎ)

もう少し抑えないと、漫画読む暇あったら他のことに……とかいう以前に、物理的にまずい。

とか言いつつ新しいものに手を出しているわけですが……。

「16歳、剣を取る。」とかいうキャッチで、表紙がセーラー服となると読まないわけにはいかないし。

今のところまだありきたりな感じですが。もう少し読んではみようかと。

裏表紙のあらすじを見て、仮想空間ものかぁ、ということで読んでみましたが、MMORPGネタでしたか……。でも単なるアクションではなくて、アバターを利用してオンラインカウンセリングするネタや(MMORPG上で、元々の意味での「ロールプレイ」)や心理学用語が出てきてなかなか興味深し。

ここまでリアルな仮想世界なのに入出力系がヘッドマウントディスプレイとグローブってあたりは「えー」って感じですが。

買わないでいいかなあ、とも思ったのですが、サブタイトル(「もしキミが自分を偽善と疑うならば」)がちょいと気になったので。でも結論がいかにも少年誌ノリでちょっとしょんぼり。

シリアスなシーンに唐突にギャグが入るのがちょっと違和感があるのですが、だんだんその微妙な感じも含めておもしろくなってきたかも(笑)。なんか、最初の実質的な敵としてパピヨンというキャラを創造した時点で、この漫画の方向性が決まったような気がする……。

ハリー・マッケンジーは絶対いつか(ネタが尽きたあたりで)出ると思いましたが、やっぱり。

1巻から読み返して気付いたのですが、どの世界でも必ずモブキャラに紛れて美幸ちゃんがいるのね(笑)。

これらは中古で。少しずつCLAMPの旧作を読んでいこうかなと。「ツバサ」対策という意味もあり。

「20面相におねがい!!」は今まで読んでいなかったのを後悔。「CLAMP学園探偵団」の前に読んでおきたかったなあ。

Wishは……そんなオチありなのかー! いろいろそれらしい理屈は付けているけれど結局身代わりだよなぁ。とか思ってしまう私は浪漫がないのでしょうか(苦笑)。

そういえば漫画関係で昨日書き忘れましたが、とらのあなでティンクルセイバーNOVAを買ったら8ページのオマケ本「TWINKLE SABER NOVA COMMEMORATION BOOK TORANOANA SPECIAL EDITION」が付いていました。後は通常版表紙イラストの……下敷き?なのか?これは。PP加工すらしていないただの「厚紙」ですが……。

買い物日記 ソフトウェア

鉄道ルート検索は、地図から駅を選ばなければならないのであまり使いやすくはありません。普通に駅すぱあととか使うほうが楽です。行き先をクリックすると最寄り駅が選択される、というのは初めて行く場所の場合はよいかもしれませんが。でも普通会社やビルの案内を見れば最寄り駅くらい載ってるよね……。ルート再生ができるのはよいですが、再生速度は変更できてほしいなあ。

ほかに新しい点としては、従来はインターネット連携だった「情報チャンネル」がローカルにデータを持つようになったことですかね。時代に逆行しているんじゃないかという話もありますが、むしろ今時地図サイトやネットワークからデータを取得するタイプの地図ソフトを使わずローカルインストール型の地図ソフトを使うユーザーというのは、常時、高速接続ではないなどの理由でローカルにデータを置いておきたいユーザーなわけで、ある意味正常進化と言えるのではないかと。もちろん、データの更新も任意でできますし。

5.0でだいたい満足ですが一応バージョンアップしてみました。一番よく使うのはコンタクトシート(サムネイル)印刷機能なのですが、改悪されています……。

5.0で既にWindows XPのビジュアルスタイルにも対応していましたし、6.0はデメリットしかないなあ。というわけで戻しました。

買い物日記 ハードウェア

買っていませんが、バッファローのBasic StyleマウスはやっぱりMicrosoft Optical Mouseにそっくりです……。

1年くらい前から方々で評判を見かけて買おうと思っていたのですが、秋葉原で見かけなかったので保留になっていました。今まで使っていたaudio-technicaのATH-C32が壊れてしまったので、この機会にとmurauchi.comで購入。その後、新宿のヨドバシカメラで売られているのを見ましたが……。

初めて付けたときは、ATH-C32とあまり変わらないかな? と思ったのですが、とんでもない勘違いでした。音の傾向は似ているのですが、低音の迫力が全然違う……。今まで聞こえなかったバスドラムやベースがはっきり聞こえるし。インナーイヤー型の音じゃないよこりゃ。それでいて中高音もクリアだし。

人によっては大きすぎるようですが、私の場合イヤーパッドを付けないでちょうどよいくらい。金属の上からゴムが被さっていたATH-C32と違い(このゴムが外れて空中分解してしまったのです)、外側の構造は単純なのでラフに扱っても簡単には壊れなさそうなのもよいです。左右のケーブルの長さが同じで、イヤホン上の表示を見ないと左右が分からないため、鞄から取り出して手探りで装着できないのが唯一の難点かな。暗いところで装着することもあるので。

標準スタイラスならペン先で普通にリセットボタンを押せるので必要ないリセットピンを数に入れて「3 in 1」を謳うことに文句はあれども、ボールペンが付いているだけでも普通に便利なので購入。純正よりさらに細身で軽く、持ちにくいです。手書き文字認識はしないので個人的には何とかなる程度でですが。

で、このペンの先でも普通にリセットボタンは押せるのですが……何なんだ一体。

せっかくだからついでに購入。でもメタルと言っても表面が安っぽいメッキ加工でかっこよくないし、比重も軽いのであまり使う意味なし。強いて言えばペン先の逆側がシリコンチップになっているのが純正にないメリットでしょうか。

……が、それ以前の問題。まともに本体にはまりません。2本セットですが、1本は本体に収納しても水平状態から下に45度傾けるとするっと抜け落ちます。もう1本はもう少しはましで、逆さまにして軽く振ると落ちます。海外モノなんて所詮そんなものかなあとも思いつつ、どういう反応があるか興味もあるので返品交渉してみようかと。

週に3日はさぬきうどん

四国旅行に行ったちょっと後くらいに秋葉原の昭和通り口近くに讃岐うどん ふるさとが出来て運命的なものを感じていたのですが、市ヶ谷にもできたらいいなぁ、とか思っていたら会社から歩いて5分のところにできてしまいました。素晴らしい……。

麺のコシは確かに本場同様でした。価格も本場の相場ですな……。ぶっかけの汁は、ダシをしっかり取ってあるのはよいのですが、少し塩っ気が強い気がします。量は1玉だと少なすぎて2玉だと多いのが困りどころ。会社だと1玉+帰りにコンビニでサラダ、というのが定番になっていたりしますが。

この季節だとデフォルトで大根おろしが入るので要注意。いや、ぶっかけならよいのですが、生醤油はほかに何も入れないのがよいと思います。って本場では1度しか食べていないのに通気取りかよ(笑)。

2004/07/07(Wed)

…相手の力量を測れず…その無知を覚悟もせずに…刃を気軽に扱うな…!

同人版は知らないので、ちょっと試しにと軽い気持ちで読んでみたのですが……やばい。琴線にクリティカルヒットです。理屈じゃないわこりゃ。可愛い格好良すぎ。裏設定も結構深そうだしなあ。「あのコも…まぁいろいろやってたので」の「いろいろ」が気になって夜も眠れません(ってもとから寝付き悪いだけですか)。「本当の実力を隠しながら一見お気楽風に戦う」ってネタには弱いのです……。でもキャラ的に一番惚れたのは『紅蓮姫』かも。剣士っぽい台詞を語るキャラにも弱いのです。紅コート燃え。

しかし変身でなく着替えな理由が「科学の限界」と妙にリアルな割には、敵側はあっさり空間転移とかしてるのはどうなのか(笑)。

CDドラマなどはあまり聴かないのでNOVAは通常版買うか限定版買うか迷ったのですが、後で聴きたくなって同じ本買い直すよりは、ということで限定版にしたのでした。……のはずが、通常版を買い直すはめに。限定版と通常版で後書きが違うなんてあんまりだ! しかも限定版はCDドラマ関係の話で、通常版は制作秘話。どんなオマケよりも「惚れた話の作者が自作について語った文章」が貴重な私にとって、これ以上のプレミア戦略はありません(苦笑)。

てなわけで今日秋葉原に行ったのですが、あれ、どこにも置いていませんね。昨日新宿に行ったついでにとらのあなに寄ったらあったので買ったのですが、本当の発売日は9日だったのか。秋葉原にも明日には入るでしょうけど。ふぁ〜すとふ〜どの時も、秋葉原にはなくて駄目元で新宿に行ったらあったのですが、同じとらのあなにも無いということは、新宿店だけ独断で早売りしているということかしら。覚えておこう。まあ、普通のコミックやライトノベルなら神保町の高岡書店の方が早そうですが。

……というのは置いておいて。通常版を買えなかったので勢い余って同人誌にまで手を出してしまいどうしたものかと。NOVAのプロモはいいとして、ティンクルセイバーの連載版はネタバレだから読めないのに……。

で、とてもFAQであろう「NOVAの位置付けってどうなのだろ?」という点はプロモ本に書いてありました。商業に移行したわけではなく、NOVAはリニューアル版で、オリジナルはこれからも同人で続くんですね。つまり、NOVAを読んでいる限りオリジナルにはいつまでも追い付けないってことですか……。というか、NOVA2巻はまた7年後?(笑)……ではないと後書きには書いてありましたが。ってまだストックがあるのだからそりゃそうか。

とりあえず総集編再販希望……と思ったけど、元が50ページなのを180ページに加筆……と言うより書き直しているそうなので、「初見から完全版(という言い方も違うかもしれないけど」というポリシーでNOVA待ち、と言うのもありか。

雑多メモ

さくらインターネット、月額125円のホスティングサービスを開始
既存のバーチャルドメインとは別物? ってリリース旧サービス「バーチャルドメイン」に相当するサービスって書いてあるなあ。スタンダードにしたって、バーチャルドメインのパーソナルに比べ、月額3分の1以下でPHPやMySQLが使えるようになるわけですが。汎用JPドメイン管理費がほぼ半額になるのはJPRSの方針を先取りってことで納得できますが、ちょっと話がうますぎて逆に怖いです。シェルの利用の可否について書いてないのが気になるかな。何はともあれ、既存ユーザーへの案内待ち。
SCEJ、プレーヤーの意思で世界が変わるSLG PS2「絢爛舞踏祭」
ゲームはアルファシステム制作で、例によってワールドシミュレーターなのか。てっきりアニメ版ベースのキャラゲーかと思っていました。公式サイトにも書いてありますが、アニメとは世界観だけ共有したパラレルなんですね。アニメ版はリアル系海洋SFと少年向け冒険活劇とギャルゲテイストの微妙なバランスが気に入っています。対象年齢層が微妙に読めなかったりしますが。
任天堂、「ファミコンミニ」シリーズ第3弾「ディスクシステムセレクション」を8月10日発売
パルテナの鏡とかリンクの冒険とかファミコン探偵倶楽部とか、当時結構憧れていたタイトルが……。そうか、私はこのためにGAMECUBEを買ったのだなあ。
ゼンリン、自転車のルート検索ができる地図ソフト
人ナビと無線LANスポット検索はいいなあ。昔のZ[zi]はUIが気に入らなくて買わなかったのですが、最近はどうなんだろう。
バッファロー、100GBの2.5インチポータブルHDD
ってことはバルクもそろそろ出てくるかな? 意外と早かった。でもこれの中味はSeagateですかね。何処のでも大丈夫だとは思いますが、気分的にはThinPadにはHGSTのを載せたいかも。
BulletML
XMLによる弾幕シューティングにおける弾幕を定義するための言語。Javaアプレットによるサンプルレンダラ(と言うのかな)あり。採用例はそこそこ。別に新しいものではありませんが、何となくメモなのさ。

2004/07/06(Tue)

暑いですねえ。というわけで寝付けないのであきらめて始発出社。体内時計がまだ狂ってるのかも。

VAIO type Uと私

記者の人、やたらキーボード分離型のパソコンを珍しがっているのが傍ら痛い。まあ、毎コミじゃないほうの毎日のレベルなんて大抵この程度ではありますが。

最も注目されるのが、本体とキーボードが分離されているということだ。この形状のパソコンがこれまでなかったものであることは、一目でわかるだろう。

この人Tablet PC知らないのかなあ。という以前の問題ですかね。個人的には、このタイプで一番印象深いのはEPSONのPC-486PTです。コンセプト的には何ら新しいところはないと思います。実際にこのようなニッチ商品をリリースしたことは評価できますが。

いつでもどこでもネットを楽しむという点では、iモードのような携帯電話端末がある。しかし画像やフラッシュなど の「リッチなコンテンツの場合、携帯電話端末では楽しむことができない」(マーケティングを担当したソニーマーケティングの吉野賢治氏)というデメリットは誰もが感じることだろう。その点でtype Uに優位性があることは明らかだ。

いつの時代の携帯電話の話をしているのかな。もちろん解像度の面で優位なのは確かですが、「できない」はダウト。

ちなみにポートリプリケーターは別売りされているので、会社と自宅にそれぞれポートリプリケーターを置いて、本体だけを持ち歩いて仕事用のパソコンとすることも可能だ。2〜3キロもあるノートパソコンを持って会社と自宅を往復して腰を痛めることもなくなるだろう。

何故か2〜3キロ級ノートが比較対象にされていますが、USBコネクターやLANコネクター、外部ディスプレー出力端子などを備えた1kgを切るノートもありますね。1kg台前半まで広げれば、それこそ普通に。くだらないミスリーディングですね。あるいはこの人、ノートと言えばA4クラスからしか知らないのかしら?

そこで気になるのが、ハードディスク・ドライブ(HDD)の20GBという容量の少なさである。(中略)これについて山下氏は「いつも外に持ち出すマシンということを考えると、コンテンツを貯めこむのではなく、常に新しいコンテンツを入れ替えて楽しむという使い方を想定した」と語っている。

意味不明。「いつも外に持ち出す」ことと、「常に新しいコンテンツを入れ替える」ことに直接の相関関係はありません。いつも持ち歩くからこそ入れておきたいデータは増えていく、というのは所詮私の10年間のノートPC持ち歩き経験による主観に過ぎませんが、それを差し引いても、通常のサブノートより小さいことの理由にはなり得ません。

というか、「小さいパソコンだから足りない機能があっても我慢する、ということをしたくなかった」のではなかったのでしょうか。パソコンの新しい使い方を提案したいとか大きな事を言う割には、けっこう細かいところまで使い方を規定するのですね。

……変な見栄を貼らないで、素直に仕様上仕方ないと認めればいいのに(バッテリについては正直にトレードオフと言っています)。

標準で搭載されているバッテリーの駆動時間も気になるところだ。カタログ値を見る限りでは2.5時間となっているからである。(中略)省電力の設定をすれば、標準のバッテリーを長持ちさせることも当然できる。

ずいぶん断定的に書いていますが、2.5時間というのは既に省電力モード時の値です。SpeedStepの無い超低電圧版 Celeron Mでこれ以上長持ちする要素はないと思いますが。

無知による思いこみと勘違い、メーカー側の発言は疑いもせず垂れ流すだけ、これで最後にそれらしい洞察めいたものを入れて「記事」を作ったつもりなのかしら。参ったなあ(「なんだかなあ」の比較級)。

……というわけで。VAIO type Uがちょっと欲しくなっていたりします(おい)。と言ってもモバイル機として使う気はさらさら無くて、「寝床ノベルゲー端末」としてです。

相変わらずノベルゲーの購入ペースと読むペースが釣り合っておらず、積みゲーは増える一方ですが、同時に、紹介サイトなどで目を付けてダウンロードしたフリーのノベルゲーも、手を付ける暇なく溜まっていき、「バーチャル積みゲー」とでも言うべき状況になってしまっています。

魂を込めて読む大作ノベル等は、やはり無音デスクトップ、21型CRT、サターンパッド、audio-technicaのヘッドホンという最高の環境で読みたいものですが、フリーの、軽めの短編、中編などはもう少しお手軽に読んでもいいんじゃないかなあ、と。で、寝付きが悪い私はたいてい寝床で本を読んでいて、そのまま意識を失うまで本を読み続けることも多いのですが、VAIO type Uなら同じ事がWindowsのノベルゲームでできるかも、ということで。フリーに限らず軽く息抜きに読むタイプのものや、再読なんかにもよさそうですし。

あまりマシンが増えるとメンテナンスも面倒ですが、今回の用途なら共有フォルダだけ作っておけば、あとはメインマシンから無線LAN経由でファイルをコピーするだけ。大抵はアーカイブ配布ですから、VAIO type U側でインストールの必要もありませんし。あるいはNAS上に展開しておいて、デスクトップ、VAIO type U双方からアクセスするという手もあり。部屋から外に持ち出しませんから、バッテリ持続時間も関係ありません。

てなわけでヨドバシカメラで展示機を触ってきましたが、この用途ならなかなかよい感じ。液晶は綺麗ですね。ただ、最近は800×600のノベルゲーも多いですがまだまだ640×480のものも多く、この場合のディザリングがどうなるか心配になりました。そこで「640×480で短くて(=容量が軽くて)平均的ぎゃるげ画面構成で自己展開書庫で配布されているフリーノベル」ということでぱっと浮かんだなつのおわりにを展示機でダウンロードして実行。どうやら問題なさそうです。ついでに動作レスポンスも確認しましたが、Celeron M 900MHz、メモリ256MBでもNScripter程度なら全然問題ないですな。AGESは厳しそうですが。あと関係ありませんが「Ctrl+Alt+Delete」スイッチには少し感動しました。

U50が税込み15万切ったらやばいなあ、ってもう切ってるしー! U70にする理由は全くないし、こりゃ落ちるか?……と思ったのですが、1点だけネックが。このマシン、ファンレスではなかったのですね。店内なので展示機の排気口に耳を当てても音が出てるかどうか分からなかったのですが、もし900MHz駆動でファン回転が止まらないなら、買う意味はなし。SpeedStep搭載のUX70で600MHz駆動(これならX31で、ノベルゲー程度ならファンレス動作実績あり)にしたいところです。でもさすがにゲーム機に20万以上出す気にはなりません。

後は音質も展示機では確認できませんでしたが、これはどうせモノラルという時点でイヤホンか小型スピーカーが必須だろうから関係ないかも。

あとこれ、防滴仕様にしてお風呂(以下略)。

私に休息は許されないのか

「息抜き」と書くつもりが「生き抜き」に。

とか書いているうちに市ヶ谷に到着しました。

2004/07/04(Sun)

土日はほとんど寝ていた気がします。そろそろ徹夜が後を引くようになってきましたか……。がっくし。

買い物日記 ゲーム追加分

霧島さんが掲示板で取り上げて以来、いつか買うリストには入れていたのですが、のさださんの感想を読んで(って例によってネタバレ部分は読んでいませんが)予定繰り上げ。ちなみに、「こちら群青学園放送部 XXXXX、XXXX?」の伏せ字部分だけは、同人屋で売られているサントラに書いてあったので知っていました。「XXXXX、XXXX?」だけだと「ちょっと気になる」程度ですが、「こちら〜」が合わさると微妙に琴線にアタックかけてくるフレーズで、これが購入の決め手になっていたり。シチュエーションがすごく気になる……。

依存関係ないし真っ先に読むか! と思ったらライターが……。いや、気にしない方向で。ちなみに、没入するには休みを取って一気に読まないと、みたいなこだわりは捨てることにしました。……捨てようとがんばり中。実際、文庫本なんかは読む場所と時間に関わらず感情移入できるわけだし(でも電車の中で泣くのはやめような)。

ライター買い。でもまだ前作も読んでないし、その後でいいか……と思ってパスしていたのですが、サントラ付きの初回限定版が無くならないうちに、ということでやはり買うことに。

ソフマップChicagoで買ったら、間違えて3daysのテレカをもらってしまいました。言って取り替えてもらったけど、あれ、よく考えたら3daysのほうがよかったような……。

お返しディスクの応募期限短いな(2005年の7月31日じゃないよね)。とりあえず出しておくか。

買い物日記 本

おはなし

クロニクルはまあ脊髄反射として、またライトノベルで読む物を増やしてしまいました……。超能力が一般科学として認知されている世界で、魔術がオカルト扱いされる、という微妙な世界観が気になったので。……若干イラスト買いの気もしますが。

映画見て以来、いつか原作も読まなきゃなあ、とは思っていたのですが。先日新聞に4巻の紹介が載っていたのですが……キキが17歳? しかも恋?

てっきり原作ってずっと13歳のまま、半サザエさん時空でのんびりふんわりと進んでいるのかと思っていたのですが(正直なところしょせん児童書と舐めていた)、そんな胸キュンな展開になっていたとは……。こ、これは読まねばなるまい!

ノンフィクション(なのか?)

マーケティング系の本?らしいのですが、どちらかといえば業界黒歴史本として楽しく読めました。名前だけ微かに知っているような製品の裏話などが興味深かったですね。WordstarとWordstar 2000はバージョンアップではなく全く別物で市場も開発現場も混乱した話とか、dBASEが開発者コミュニティの軽視(あるいは敵視)により総スカンを食らった話とか、確かに現代にも通じる気がします。

それと、IBM PCへの採用におけるCP/MとMS-DOSの対決とか、OS/2とWindowsの関係とか、割とマイクロソフトが強引な手口や裏切りによりシェアを握ったと悪者扱いされることが多いですが、この本を読む限りではデジタルリサーチやIBMがアホだったんじゃないかという気もしてしまいますね。

技術的な内容でほんの少し間違いも見付けましたが(Internet Explorerがゼロからの開発と書かれていましたが、実際には買収ですね)、まあ、その辺の細かいところをどうこう言う本でもないです。

こちらは現在進行形の業界本。まだ始めの方しか読んでいませんが、一言で言えば「デスマーチ本」ですかね(苦笑)。Webサイトや漫画などでそれなりに聞く話ではありますが、嘘や誇張が(恐らくほとんど)なく、妙にリアルなのが逆に怖いです(笑)。エピソード集ではなく、入社してからマスターアップまでの流れに沿ったストーリーで展開するので、一応実用的な面もある……かもしれません。

基本的にコンシューマ系の開発現場の話ですが、PCゲーム……というかぶっちゃけエロゲ版もあったらおもしろそう。

雑誌

「東方香霖堂」と「魔法少女 町内に現わる」はおもしろいのう。って毎回同じ感想ですな。7月号では香霖堂がいつもと違う場所にあったので休載かと焦りましたが。

せっかくなので一応えろげ情報もチェック。塵骸魔京ってニトロプラスによる商業化で復活したのか……。ニトロのシナリオの人が発掘したのだそうで。確かにニトロから出ても全く違和感のない世界観ですな。何にせよめでたい。

うわ、D.C.まだ引っ張りますか……終わってるなあ。夏ということで新しい立ち絵がありますが、これってつまり、首から下だけ別の人が書き換えたってこと? ちょっと泣ける。

ANGEL BULLETは奇天烈な設定がいいなあぁ。説得(婉曲表現)時のセーラの本当に嫌そうな顔が笑える。ゲームとしてはめんどくさそうだけど。アメコミ調のガンアクションもかっこよさそう。

そんなところですかね。レビュー読んでうっかり「ガッデム&ジュテーム」買ったりなんてしていませんよ。いませんったら(涙)。

鉄拳機甲マーズワース目当て。連載第一回ということでチュートリアルプラスアルファといったところですが、チュートリアルも「敵に囲まれた状況で主人公が正体不明のロボットに乗り込み、動かしながら使い方をマスターする」というお約束な状況下で行なわれるので、緊迫感があります。

しかし、えろげ誌の連載ということで毎回見せ場(婉曲表現)を用意しなければならないとはいえ、主人公のほうがよっぽど悪人のような……。捕虜の扱いが国際条約違反です(苦笑)。

せっかくなので一応(以下略)。サムライジュピターは格好いいですな。なぜかWebのほうで公開されているイラストはあまり格好いいシーンではないですが。

これでえろげ雑誌を毎月2冊買うことになってしまいますか……。GIANはROMだけ取っておけばいいけど。マーズワースが最終的にまとめて製品になると分かっていれば、買わなくてもいいのですけどねえ。

「エス」は普段は読んでいませんが、恋風の作者インタビューが載っていたのでなんとなく。

式神の城II 体験版

難易度の高いEXTREME GAMEしか選択できないので、全くやったことがない人向けの体験版というよりは、動作試験版ですね。製品版の販売も通販だけだし、既存ユーザー以外はあまり考慮していなさそうな感じ。

IのときはXbox版ベースで拡大したためか、画面が若干ぼやけた感じであまり綺麗ではなかったのですが、IIは3D描画、かつVGA対応のDreamastからの移植ということで綺麗です。さらに解像度は800×600と1,024×768も選択可能。うちはPentium 4 2.26GHz、メモリ512MB、GeForce FX 5700LEと、CPUのみ推奨環境以下ですが、1,024×768で目立った処理落ちもなくプレイできました。まあ1面だからかもしれませんが(ただし、EXTREME GAMEなので打ち返し弾あり)。これならば買い。

2004/07/03(Sat)

20時起床。

だから与太話って言ったのにー(笑)

じつはマクロ師という呼称については、2年くらい前にメールで中村さんとやりとりしたことがあるんですよね(余談でですが)。そのときも中村さんは上記と同じことを言われてました。

Whining Express [2004-06-29]

ですね。というわけでM.Shibataさんへのメッセージというよりは、ちょっとした一発ネタのつもりでした。「私自身は〜使っており」ということで、あくまで語そのものから受ける完全な独自解釈です。かなり異端な解釈であるという自覚は前々からあります(あまり自称する人居ないしね)。KITIさん挙げているy.mikomeさんのWZの本(マクロマニュアル? 今手元に無いので確認できませんが)で何かを読んだ覚えはとくにないですね。

別に指摘とか、定義とか、お堅いことを考えていたわけではないのですよ。まあ強いて言えば、明確に定義されたものではないからこそ私のような好き勝手な解釈もできてしまうわけで、マクロ入門での解説には「あれ、そういう既定の共通認識ってあったんだっけ」と若干違和感を覚えてしまっただけなのでした。意図も理解できましたので、どうぞ気にせずお続けください(笑)。

ただ、

にもかかわらず、なぜわざわざ「感謝の念」などという言葉を入れたのかというと、それはその、いってみればアジテーションというやつでして(笑)。 それでちょっとでもマクロ学習者のモチベーションが上がるようなら(「マクロを書いた人は感謝もされるのか!」)、という姑息な意図があったのです。ほんとはマクロ師という語も入れないで書くことができるわけですが、最近死語になりかけてるのでわざと盛り込んでみました。

この目的なら、仰るように「マクロ師」を使わなくても書けますし、「師」という言葉のイメージ(これもまた、歴史的経緯などは関係なく語感のみを考慮しています)から、かえって敷居の高いものと受け取られる恐れがなきにしもあらず。

……ってしまった、そうこうしているうちに入れ違いになってしまいました。これ(更新履歴)をアップロードした直後に巡回かけたらマクロ入門も既に更新されていたという……。しかもこちらは3日の日付で書いているのでさらにややこしいことに。いやほんと、トリビアルなことしか書いていないので気にしないでください(笑)。WZ エディタ 5.0 チュートリアルからお越しのお客様へWZ EDITOR 5.0 マクロ入門も追加しておきました。チュートリアル自体に登録されるまでの暫定措置ということで。

余談ですが、起源などにもあまりこだわっていません。由来はどうあれ現在では既にVZ、WZローカルではありませんし。私が始めてこの言葉を見たのは秀丸マクロを探していた頃でした。次は確か、秀丸から一時期乗り換えを検討して色々調べていたQXかな。秀丸よりユーザーの横の繋がりが強い印象があり(単にユーザーの絶対数が違うから世界が狭かっただけかも)、マクロ師という呼称も多く見かけました。

音楽CD著作権

複製防止技術の導入そのものに反対する人もいますが、「権利者の保護が必要であるということは理解できるものの、そのやりかたとしてCCCDは最悪」という意見も多いようですから、そこは区別して考えてほしいです。

Whining Express [2004-06-29]

そうですね、私も複製防止技術はやむなしという結論にはなりましたが、その具体的な実装方法としての現在のCCCDの複製防止技術は、対応プラットフォームの限定など、問題点も多いと思います。そういう意味では正確には「複製防止技術やむなし」でした。CCCDって言いたかっただけちゃうんかと……。

元々複製防止が規格に組み込まれていないメディアである以上、複製防止をしようとすると規格外になり、歪みが出てしまうのもある程度は「やむなし」かなあとも思ってはしまいますけどね。最終的な結論は変わらず、規格上で複製防止ができるメディアにとっとと移行しましょうよ、ということでひとつ。

「抜け道を放置」というか、「国が特定の業種のためにわざわざ税金使って取り締まり活動なんかしないよ、そこは自助努力で」ってことですね(なんかアメリカではそれをやろうかという雰囲気ですが)。

なるほど。法律を定めると言うことは定めっ放しでは済まず、取り締まりにコストがかかるわけか。そういった視点は抜けていました。だから「自助努力」なんですね。

あらでも、著作権侵害は親告罪だから、「違法ってことにしといたから後はそっち(音楽業界)で何とかしなさい」というわけにはいかないのかな。まあ、中古売買は公衆送信などと違ってかなりプライベートな領域ですから、業界団体程度が独自に調べて告訴できそうなものでもないか。やはり実効性が最大の問題なのかなあ。

後は、違法であると定められるだけでも、ある程度の抑止効果はあるのではないかと……ってこれはいまどき甘いかな。

サターンパッド復刻……したけれども

購入の翌々日くらいに復刻版サターンパッド単体販売を知るあたりが、何というか、私らしさという奴?(いやな自分発見……)

さて、その復刻版サターンパッドの、オリジナルとの比較ですが。

十字キーの感触があまりにも違うのが気になったので、ちょっと分解してみました。まずは十字キーの裏側の写真です。

オリジナルおよび復刻版サターンパッド内部(十字キー)

左がオリジナルのサターンパッドのもので、十字キー留め具は、半透明で微妙に柔らかい樹脂が使われています。右が復刻版のもので、普通の固いプラスチックを使用、形も若干小さいようです。これが原因でしょうか。

ついでにRボタン部分の拡大。

オリジナルおよび復刻版サターンパッド内部(Lボタン)

スイッチを直接押しても、やはり感触が全く異なります。復刻版はボタン側に、スイッチのサイズの小ささ(と固さ?)を吸収するためゴムが付いていますが、これが微妙な感触の悪さに一役買っていそうな……。

なお、A〜Cボタン、X〜Zボタン、スタートボタンは分解した各パーツレベルでも、オリジナルと復刻版に差異は認められませんでした。

……というわけで、誰でも簡単に手に入れられるようになったのは評価できますが、残念ながら手放しで歓迎できる出来ではありません。むしろ中途半端な品質で復刻されたことで、たのみこむなどでの復刻への要望が収束してしまうとなると、残念です。

まあ私自身はATR-USBとサターンパッドUSB化基板で今のところは困ってはいませんが。先々のことを考えたらここで完全復刻を要望しておいたほうがいいかなあ。

ところで。ぷよぷよはどうしよう(苦笑)。遊び方知らないし、そもそもMac OS X環境がありません(結局Pantherも積みOS状態……)。欲しい人が居たら適当な手段でご連絡ください。誰も要らなそうなら、普通にソフマップで売るか……。復刻版パッドももう、テスト以外で使いそうにないし。

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